平成18年度 高円宮殿下記念地域伝統芸能賞受賞 & 残したい日本の音風景100選 認定
毎年8月1日~6日夜に青森県弘前市で行われる重要無形民俗文化財のねぷたまつりを特集しました。
掲載した写真は、8月1日~4日の土手町運行で撮りました。BGMは一番低い音で聞いて下さい。
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弘前ねぷたの由来 弘前ねぷたの解説 弘前ねぷた掲載新聞
・昭和のねぷた絵・
1964年 弘前ねぷた 1969年 弘前ねぷた 1971年 弘前ねぷた
1972年 弘前ねぷた 1974年 弘前ねぷた 1979年 弘前ねぷた 1980年 弘前ねぷた
1981年 弘前ねぷた 1982年 弘前ねぷた 1983年 弘前ねぷた 1984年 弘前ねぷた
1985年 弘前ねぷた 1986年 弘前ねぷた 1987年 弘前ねぷた 1988年 弘前ねぷた
‥平成のねぷた絵‥
1989年 弘前ねぷた 1990年 弘前ねぷた 1991年 弘前ねぷた 1992年 弘前ねぷた
1993年 弘前ねぷた 1994年 弘前ねぷた 1995年 弘前ねぷた 1996年 弘前ねぷた
1997年 弘前ねぷた 1998年 弘前ねぷた 1999年 弘前ねぷた 2000年 弘前ねぷた
2001年 弘前ねぷた 2002年 弘前ねぷた 2003年 弘前ねぷた 2004年 弘前ねぷた
2005年 弘前ねぷた 2006年 弘前ねぷた 2007年 弘前ねぷた 2008年 弘前ねぷた
2009年 弘前ねぷた 2010年 弘前ねぷた 2011年 弘前ねぷた 2012年 弘前ねぷた
2013年 弘前ねぷた 2014年 弘前ねぷた 2015年 弘前ねぷた 2016年 弘前ねぷた
2017年 弘前ねぷた 2018年 弘前ねぷた 2019年 弘前ねぷた
・・・令和のねぷた絵・・・
2021年 弘前ねぷた町内運行
-ねぷたの裏方-
下新町ねぷた 紙貼り 下新町ねぷた 生首と牡丹絵
≡尾島ねぷた≡
尾島ねぷたまつり 尾島ねぷたの由来 津軽弁カンタン講座
〓弘前ねぷた保存基準〓
「弘前ねぷた保存基準」では、以下の通り鏡絵と見送り絵について定められています。
①「鏡絵」(ねぷた本体正面の絵)
明治時代以降中国の三国志や水滸伝、あるいは日本の武将や説話の奮戦図・人情等が題材として多く用いられ描かれており、これを弘前ねぷたの鏡絵の基本とし、骨組には外貼りとする
②「見送り絵」(ねぷた本体裏面中央部の絵)
これまでは美人画が主に描かれてきているが、鏡絵や袖絵との関連等にも留意して描き、額縁内貼りとする
見送り絵額縁部分の内側額縁には「蔦模様」の下がった状態を、その外縁には「雲」を描き、何れも外張りとする
また、「弘前ねぷたまつりコンテスト審査基準」では、以下を判断基準にしています。
鏡絵は、武者絵等の躍動感溢れる絵柄で「動」を表現し、見送り絵は、美人画等で「静」を表現する。
これらを取りまとめ、題材別に分類すると以下のとおりとなります。
ねぷた絵の分類(資料:絵師 工藤盛龍) |
項目 |
鏡絵 |
鏡絵 |
見送り絵 |
袖絵 |
中国物 |
三国志 |
(1)蜀 1.劉備、2.関羽、3.張飛、4.趙雲ほか
(2)魏 1.曹操、2.典韋、3.許諸、4.徐晃ほか
(3)呉 1.孫権、2.丁奉、3.太忠慈ほか
(4)後漢 1.董卓、2.呂布、3.袁紹ほか女性の登場人物 1.祝融夫人(蜀)、2.孫夫人(蜀)、3.羅殺女など |
1.甘夫人、2.糜夫人、3.大更喬、4.小喬、5.貂蝉、6.蔡夫人、7.何大后、8.楽女、9.雀夫人、10.祝融夫人、11.孫夫人、12.西王母、13.織姫、14.徐氏、15.大真夫人、16.李氏ほか
水滸伝とともに、唐美人として表現されることもある |
1.龍、2.虎、3.鳳凰、4.風神雷神、5.山水(中国風)、6.花、7.唐子、8.鳥、9.唐獅子ほか
特に決まりはないが、鏡絵・見送り絵とかけ離れないもの |
水滸伝 |
1.宋江、2.淋沖、3.花和尚、4.武松、5.公孫勝、6.黒施風李逵、7.鄧飛、8.九紋龍、9.丁得孫、10.単延珪ほか全部で108人
女性の登場人物 1.一丈青、2.母夜叉孫二娘、3.顧大舅、4.段三娘ほか、 |
1.楊貴妃、2.閻婆惜、3.旛潘巧雲、4.殷の姐姫、5.兎月天、6.楽女、7.九天玄女、8.丁夫人、9.瓊英ほか
三国志とともに、唐美人として表現されることもある |
その他 |
漢楚軍談―項羽と劉邦、呉越軍談、秦の始皇帝 |
日本物 |
1.津軽為信、2.里美八犬伝、3.曽我兄弟、4.源義経、5.赤穂浪士、6.川中島、7.酒天童子、8.羅城門、9.平将門、10.牛若丸と弁慶、11.坂田金時、12.太平記、13.源平盛衰記、14.源頼朝、15.加藤清正、16.桃太郎、17.蒙古襲来、18.巴御前、19.日本武尊、20.四条畷、21.一ノ谷、22.島原の乱、23.鎌田又八、24.武田勝頼、25.大森彦七と鬼女、26.悪源太、27.長谷辺の信連など |
1.花魁、2.伏姫、3.龍夜叉姫、4.小野小町、5.虎御前、6.紅葉狩り、7.巴御官前、8.鬼神のお松、9.清姫、10.小桜姫、11.日本武尊、12.衣通姫、13.官女、14.幽霊、15.安寿姫、16.静御前、17.濃姫、18.お市の方、19.松浦佐田姫、20.入重垣姫、21.八百屋お七、22.阿保良姫(為信の正室=戌姫、為信没後=仙桃院)、23.満葉姫、24.平安美人、25.常盤御前、26.地獄、27.道成寺、28.白逢姫、29.番町四屋敷、30.細川ガラシャ夫人など |
鏡絵に合った戦いに向かう隊列や、炎上場面など日本的なもの |
仏関係 |
1.不動明王、2.鐘馗、3.軍茶利明王、4.仁王、5.蔵王権現など |
1.白衣観音、2.騎龍観音、3.一葉観音、4.魚藍観音、5.悲母観音、6.天女観音、7.弁財天、8.洛神、9.技芸天、10.天臼女命、11.文殊菩薩、12.大日如来 |
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〓弘前ねぷた保存基準〓のみ弘前ねぷた参加団体協議会より一部抜粋
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1990年以前の(C)Keietsu Sayamaが無い写真は、私の親戚である 故原田圭二氏が撮影した写真です。
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