下新町ねぷた愛好会 生首と牡丹絵
生首製作の様子です。生首の骨組みに紙が貼られ、書き割りされ色付けされました。


担ぎねぷた・鏡絵


担ぎねぷた・見送り絵


生首の横にあるネズミ


この太鼓の文字は手書き


前ねぷた(生首)の色付け…その後、縄や紐を材料にした髪の毛が頭部に付けられた。
この画面をクリックすると運行されている生首が出ます。ちなみに血の濃淡は、蝋に赤い染料を混ぜて表現しています。

ちなみに、下新町ねぷた愛好会の骨組みは鉄を使っています。掲載した写真は、2006年7月23日に同会のねぷた小屋でねぷた参加者(onas様)が撮ったものを加工しました。

また鏡絵・袖絵・見送り絵の紙貼りには、必ずその団体のねぷた絵を描いた絵師が視察に来ます。絵師の工房で書いた絵に灯がともるとロウが絵を照らすので、絵師も感慨深い表情を見せています。基本的に、ねぷた絵の題材は絵師まかせです。ここ下新町ねぷた愛好会も紙貼りまで絵の内容は知りません。毎年生首が描かれるのは下新町の特徴ですが、絵師の裁量に依る部分が大です。

ねぷたの開きになる牡丹絵製作の様子です。紙に蝋書きされ色付けされました。

ねぷた絵が貼られた翌日、三浦呑龍絵師が生首を描きに小屋へ来ました。生首を半日かけて完成させすぐ牡丹絵の制作にとりかかりました。基本的にねぷた絵や題字等は、全て町内会で依頼された絵師が担当します。
協力 下新町ねぷた愛好会
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