2006年 弘前ねぷたまつり
2006年8月1日~2日に運行されたねぷたを紹介します。青森県弘前市中土手町で撮影しました。 今年は75台が運行されましたが、私が気に入っている絵師と受賞したねぷただけを掲載しています。 |
=合同運行=
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2006.8.1 常盤坂子供会2006年8月1日、弘前市中土手町で撮影した常盤坂子供会のねぷたです。子供会ねぷたですから、運行の最初から出てきます。その他、幼稚園児が参加するねぷたなどは比較的早めに出てきます。あまり知られていませんが、ねぷた初日の午後1時頃から松森町~下土手町まで子供会と幼稚園が運行するねぷたが出てきます。昼過ぎですから非常に暑い中で運行されます。それでも子供たちの"ヤーヤドー"と言う元気な声が響きます♪ |
2006.8.1 弘前銀座街協会弘前ねぷたの老舗、弘前銀座街協会のねぷたです。絵師は山本 光一さん。2006年8月1日に弘前市中土手町で撮影しました。 |
2006.8.1 津軽情っ張り大太鼓2006年8月1日に弘前市土手町で運行された津軽情っ張り大太鼓を御覧下さい。この大太鼓は、一番最初に見える合同運行のすぐ後に出てきます。大太鼓とねぷた囃子の登場で、ねぷた祭りが一気に盛り上がります。最近は女性の叩き手が増えました。大太鼓の上にも乗っている女性がいます。 |
2006.8.1 弘前市職員福利厚生会弘前市役所主宰のねぷたです。昨年までの人形から今年は扇形のねぷたに変わりました。前ねぷたに犬の巨大なハリボテがあります。これは奈良ねぷたと言って、弘前市出身で世界的なアーティスト奈良美智さんの功績を称え、地元のねぷたで奈良さんの考えたキャラクターをねぷたで競うものです。昨年は、各町内会が奈良ねぷたを前ねぷたで披露しました。 |
2006.8.1 鬼沢ねぷた同好会2006年8月1日に、弘前市中土手町で撮影した鬼沢ねぷた同好会のねぷたです。この鬼沢と言う地区は、節分の時に鬼は内・福は内と言って鬼を迎えるので有名です。昔、飢饉があった時、鬼が田畑を耕してくれて飢えを凌ぐことが出来たので、それ以来鬼を奉るようになったそうです。その鬼神社には、鬼が田畑を耕した時に使われたと言われる鍬が奉られています。鬼沢では他の団体に無い特徴として、ねぷた絵の下にある開きに描かれる牡丹が鬼になっています。 |
2005年8月6日に運行された"弘前自衛隊ねぷた協力会"のねぷたです。 自衛隊に入って1~2年目の方が剣舞を担当します。剣舞の曲は"あゝ弘前城"で春日八郎が歌っています。毎年自衛隊は剣舞を出していて、弘前名物になっています♪ 作詞 磯部たけを…実際に弘前に滞在した感想が歌に籠められている 作曲 吉田矢健治 編曲 川上英一 キングレコードから発売されていろそうですが、未確認です。 |
2006.8.1 弘前航空電子2006年8月1日に、弘前市中土手町で撮影した弘前航空電子のねぷたです。ここは、毎年奇数日に運行されます。2002年8月1日に私も参加しました。航空電子の社員または契約社員ですと、タダで参加出来ます。大人の参加者は手ぶらで帰ることになりますが、子供ならお菓子や飲みものを運行終了後に配ってくれます。ウチに子供がいるはんで…と言ってお土産を手にするのもアリです♪大人でも女性がお菓子をもらいに行った方が、もらえる確率が高いです。 |
2006.8.1 弘前市医師会2006年8月1日に中土手町で撮影した弘前市医師会のねぷたです。薙刀の舞が名物です。 |
2006.8.1 船沢ねぷた有志会2006年8月1日に、弘前市中土手町で撮影した船沢ねぷた有志会のねぷたです。2007年の前ねぷたから、美人女子高生の工藤夏節(本名:工藤夏季)さんが描いています。彼女は小学校6年の時に同じ町会の絵師、佐藤大節さんの下に弟子入りしました。 |
2006.8.1 土手町商店街振興組合連合会2006年8月1日に中土手町で撮影した地元・土手町のねぷたです。正式名称を土手町商店街振興組合連合会と言います。 |
2006.8.1 社会福祉法人一葉会2006年8月1日に、弘前市中土手町で撮影した社会福祉法人一葉会のねぷたです。絵師は成田 幻節さん。佐藤 大節さんの弟子にあたります。成田 幻節さんは、東目屋のねぷたも毎年描かれている人気のある絵師です。絵のタッチが割とハッキリして観客に安心感を与えます。 |
2006.8.1 盟友会2006年8月1日~2日に運行されたねぷたを紹介します。青森県弘前市中土手町で撮影しました。 |
2006.8.1 津軽衆2006年8月1日~2日に運行されたねぷたを紹介します。青森県弘前市中土手町で撮影しました。 |
2006.8.1 祭好会2006年8月1日~2日に運行されたねぷたを紹介します。青森県弘前市中土手町で撮影しました。 |
2006.8.1 紺屋町ネプタ同好会2006年8月1日~2日に運行されたねぷたを紹介します。青森県弘前市中土手町で撮影しました。 |
2006.8.2 笹森町子供会2006年8月1日~2日に運行されたねぷたを紹介します。青森県弘前市中土手町で撮影しました。 |
2006.8.2 仲町こどもねぷた愛好会仲町は、弘前市仲町重要伝統的建造物群保存地区にある弘前市若党町・小人町・馬喰町の総称。藩政時代の初代藩主津軽為信は領内の開発を進め、慶長八年(1603)に弘前城本丸周辺に町割を計画しました。 その城郭は、四代藩主信政によって変更されるまで弘前城の追手門(表門)が亀甲門(北門)とされました。 弘前市仲町重要伝統的建造物群保存地区は、この追手門(現在の亀甲門)の守護に津軽藩の武士の住まいが建てられ、武家屋敷が保存されている地区です。そのため昔ながらの門や板塀、生垣などが伝統的な町並みを形成しているので、昭和53年5月31日に国の重要伝統的建造物群保存地区の選定を受けました。 |
2006.8.2 堅田ネプタ愛好会2006年8月1日~2日に運行されたねぷたを紹介します。青森県弘前市中土手町で撮影しました。この年以降、小野 隆昌絵師が堅田ネプタのねぷた絵を描いています。 |
2006.8.2 幻満舎の担ぎねぷた幻満舎の担ぎねぷた。ここは毎年ねぷたを担いでいます。ここの御囃子は独特で、ねぷたを担ぎながら観客の手前まで来てくれるので臨場感溢れる映像となっています。絵師は赤平 優さんです。 |
2006.8.2 青柳ねぷた愛好会2006年8月1日~2日に運行されたねぷたを紹介します。青森県弘前市中土手町で撮影しました。 |
2006.8.2 本町ねぷた愛好会2006年8月の弘前ねぷたまつりで撮影した"本町ねぷた愛好会"のねぷた動画を紹介します。一番最初に見られるのが、団体名を表示する"町印"・次に本ねぷたが流れます。表絵を"鏡絵"と言い、武者絵が中心で題材は三国志・水滸伝・日本の歴史が描かれます。裏絵の枠に描かれている絵は"見送り絵"と言い、女性の絵が描かれています。一般的に唐美人や武将の妻などが描かれています。 |
2006.8.2 向外瀬ねぷた愛好会2006年8月1日~2日に運行されたねぷたを紹介します。青森県弘前市中土手町で撮影しました。 |
2006.8.2 NTTねぷた愛好会2006年8月1日~2日に運行されたねぷたを紹介します。青森県弘前市中土手町で撮影しました。 |
2006.8.1 西地区ねぷた親交会2006年8月1日に、弘前市中土手町で撮影した西地区ねぷた親交会の組ねぷたです。この地区は組ねぷたの部で毎年知事賞を獲得している名門団体です。後ろから巨大なハリボテが出てくるのが見物です♪ |
2006.8.3 下新町ねぷた愛好会2006年8月1日~2日に運行されたねぷたを紹介します。青森県弘前市中土手町で撮影しました。今年は生首を久々に出したのが好評だったのか、アイデア賞を受賞しました。その様子も収録済です。 |
2006.8.3 茂森新町ねぷた同好会一昨年の8月6日に弘前駅前で運行された茂森新町ねぷた同好会のねぷたを御覧下さい。扇ねぷたの部 知事賞・斜里町友好賞を受賞しています。この団体は、毎年第一位の知事賞を受賞している名門ねぷたです。 |
2006.8.3 弘前建設業協会2006年8月3日に弘前市の中土手町で撮影した弘前建設業協会のねぷたです。弘前建設業協会は、弘前市役所の真裏にある協会です。毎年8/1~8/4まで運行される土手町コースでは、市役所前にあるねぷた待機場所に一番近い団体です。 |
2006.8.3 東目屋地区ねぷた愛好会かつて弘前市の飛び地であった東目屋から参加したねぷたです。隣の西目屋村は世界遺産白神山地を抱えているので、弘前市とは合併しませんでした。ここは十年来、成田幻節さんがねぷた絵を描かれています。 |
2006.8.3 茂森津軽ネプタ愛好会2006年8月3日に弘前市下土手町で撮った戻りねぷたです。お囃子は"ねぷたの戻んどりっこ~"と言いながら茂森町にあるねぷた小屋までねぷたを引っ張って帰る様子を撮りました。。 |
2006.8.3 海遊会 戻りねぷた2006年8月1日~2日に運行されたねぷたを紹介します。青森県弘前市中土手町で撮影しました。 |
2006.8.3 童楽会 戻りねぷた2006年8月1日~2日に運行されたねぷたを紹介します。青森県弘前市中土手町で撮影しました。 |
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2006年7月22日夜、下新町ねぷた愛好会のねぷた小屋で撮りました。見送り絵を貼った後は、袖絵との間に蔦と雲の絵を貼ります。蔦が内側で雲が外側に貼られます。次に団体名や石打無用と書かれる肩の部分を貼り、その下に雲を貼ります。その後、牡丹の絵が描かれる開きと雲漢(漢雲)・武者絵が描かれる額絵を一番下の台座に貼り、最後にその周りに雲を貼って本ねぷたを完成させます。 |
ちなみに、下新町ねぷた愛好会の骨組みは鉄を使っています。掲載した写真は、2006年7月22日夜に同会のねぷた小屋で撮りました。ここは常設の小屋で、普段は骨組みだけが置かれています。 見送り絵を貼った後は、袖絵との間に蔦と雲の絵を貼ります。蔦が内側で雲が外側に貼られます。次に団体名や石打無用と書かれる肩の部分を貼り、その下に雲を貼ります。その後、牡丹の絵が描かれる開きと雲漢(漢雲)・武者絵が描かれる額絵を一番下の台座に貼り、最後にその周りに雲を貼って本ねぷたを完成させます。 また鏡絵・袖絵・見送り絵の紙貼りには、必ずその団体のねぷた絵を描いた絵師が視察に来ます。絵師の工房で書いた絵に灯がともるとロウが絵を照らすので、絵師も感慨深い表情を見せています。基本的に、ねぷた絵の題材は絵師まかせです。ここ下新町ねぷた愛好会も紙貼りまで絵の内容は知りません。毎年生首が描かれるのは下新町の特徴ですが、絵師の裁量に依る部分が大です。 これと平行して、前ねぷたの作成もやっています。ねぷたまつりは一週間しか見られませんが、ねぷた小屋では7月下旬からねぷたの制作が佳境に入ってきます。その合い間に笛や太鼓の練習をしています。 他の団体では、骨組みだけを空き地に置いて雨ざらしでも良い状態にしておき、7月初めに小屋を建てて紙貼りや前ねぷたの制作に取り掛かります。また相馬村・岩木町・大鰐町・東目屋等のねぷたは、本拠地が遠いのでねぷた運行コースの空き地(青森銀行記念館前)に小屋を建てて制作しています。これらの町村は、骨組みを地元から持って行かなければならないので、早朝の車がいない時間帯に小屋まで運んでいます。 協力 下新町ねぷた愛好会
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ちなみに、下新町ねぷた愛好会の骨組みは鉄を使っています。掲載した写真は、2006年7月23日に同会のねぷた小屋でねぷた参加者(onas様)が撮ったものを加工しました。 また鏡絵・袖絵・見送り絵の紙貼りには、必ずその団体のねぷた絵を描いた絵師が視察に来ます。絵師の工房で書いた絵に灯がともるとロウが絵を照らすので、絵師も感慨深い表情を見せています。基本的に、ねぷた絵の題材は絵師まかせです。ここ下新町ねぷた愛好会も紙貼りまで絵の内容は知りません。毎年生首が描かれるのは下新町の特徴ですが、絵師の裁量に依る部分が大です。 ねぷた絵が貼られた翌日、三浦呑龍絵師が生首を描きに小屋へ来ました。生首を半日かけて完成させすぐ牡丹絵の制作にとりかかりました。基本的にねぷた絵や題字等は、全て町内会で依頼された絵師が担当します。 協力 下新町ねぷた愛好会
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2006.8.3 謎のハリボテどの団体にも所属せず、個人で弘前ねぷたまつりに参加していました。たまには、こんな変り種が団体に紛れて参加することもあります。 |