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Keietsu Sayama
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| (28)皆既日食の新聞記事を求めて 皆既日食の翌朝が大事です。皆既日食の記事が１面に出るので、新聞を求めて近くを歩き回ります。未明に一度夜空を見ようと外に出ましたが、かなり雲に覆われた空で星も見られなかったです。 そういえば皆既日食中のコロナやダイヤモンドリングとプロミネンスばかりに拘ったので、皆既日食中の星空を見ていなかったです。 |
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未明に曇っていた空もすっかり変わり快晴になりました。これから皆既日食翌日の新聞を買いに外へ出ます。海岸の手前にあった個人商店で相方が聞いたところ、店の奥から新聞一式が出されたので早速見聞して買えるだけ買いました。
後ろのおばちゃんが欲しがっていましたが、生憎数部を残して売り切れです。新聞は折らないでそのままスーツケースに入れたいので、簡易バックに段ボールを挟んでシワにならないようにします。 |
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この個人商店はMinimarket Alboradaと言って、毎日朝9時00分〜夜11時00分まで営業しているそうです。開店してから１時間もしないうちに偶然入れました。真冬でも半袖半ズボンのヒトがいます。どうりでアイスクリームのバーが売られているワケですね。
真冬と言えども日中は20℃近くまで気温が上がります。日差しが強烈なので、ちょうど良い気温が暑く感じます。 |
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この辺りは、未だにアパートメントハウスが建設中です。夏は有名なリゾート地なので、チリ各地から保養に集まる方々が多いそうです。ある意味、別荘のような感覚です。
この個人商店は、主にアパートメントハウスで料理に使うような半製品を売っています。フライドポテトや真空パックされた肉が販売されていました。その他は、チーズだったりソーセージ類だったり雑貨とスナック菓子や飲み物が売られています。 |
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他の店にも行ってきたのですが、アパートメントハウスの近所で日食翌日の新聞が売られていたのはここだけでした。
時間があったにも関わらず徒歩では遠出が出来ないので、ドライバーが迎えに来る夕方までには皆既日食翌日の新聞が売り切れてしまいます。新聞を買い足しに行くのは諦めて、昨日相方が行ってきたカジノに向かいます。 |
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| (29)海岸沿いを歩いてカジノに向かう カジノに行く途中、浜辺で子供が素っ裸で泳いでいました。海岸沿いの歩道ではランニングするヒトや半袖半ズボンのヒトがいます。どうやらチリ人は体感気温が高いようです。 浜辺は常設の海の家が建っています。青い空に立ち並ぶ工事中のアパートメントハウスにキャンピングカーが横切りました。 |
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この先にあるカジノはラ・セレナにはなく、コキンボとの境界にあります。その手前でコキンボの表示があるので撮影します。ここから南側は、コキンボ市になります。
今日は朝から地平線まで澄み渡るように晴れています。コキンボの先端は半島になっていて、ラ・セレナからも良く見えています。半島の頂上の山には巨大な十字架が設置されています。まるでリオデジャネイロのコルコバードの丘にあるキリスト像のようです。 |
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その後、カジノでフリーWi-Fiに繋いでネットの状況見聞を済ませてから宿に戻ります。さっきの個人商店で甘いモノが食べたくなったので、650チリペソの棒アイスを買ってきて宿で食べました。
Faro Monumentalで観光もしたかったのですが、宿からカジノまで歩いて10分したので単純計算してFaro Monumentalまでは徒歩片道１時間はかかります。往復だと２時間です。スーツケースを梱包する時間や食事をする時間を考えたら宿に留まる方が良いと相方に提案します。 |
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今夜出発したら乗り換えが煩雑で時間も少ないので、最後のシャワーを浴びます。シャワーと言えども水しか出ないので、巨大な鍋にお湯を沸かして掛け湯をするしかないのですが…
色々不便なことや臨時出費が痛かったのですが、完璧な皆既日食と水平線に沈むグリーンフラッシュが撮れたので、結果的には満足出来た旅でした。相方にはこれからもフォローが必要ですが、何とか上手くやっていきます。 |
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| (30)Faro Monumentalに行く 梱包を終えてシャワーも浴びて着替えも済ませてから前の宿の息子ドライバーを待ちます。ラ・セレナ滞在中は夜間と明け方を除けば地平線まで澄み渡るような青空が印象的な街でした。 冬至を過ぎたばかりですが、陽射しは強烈です。２人とも日食が始まってから日没まで海岸で観測したので、顔だけ日焼けしました。 |
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予定より早く宿に着いたドライバーへ海岸沿いに走るように相方が頼んだところ、Faro Monumentalを通ってくれるのでアパートメントハウスから海岸沿いを北上します。
やはりFaro Monumentalは遠かったです。車でも結構距離を稼ぎました。昨日日食が見られた同じ時間で北上するので、こちらに向かって太陽の陽射しが差し込みます。それでも真っ青な空に青い海は、非常に素晴らしい風景です。 |
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Faro Monumentalには土産物が売っていました。知らない間に車が移動して動揺しましたが、相方が車の動きを見てくれて移動先が分かりました。
Faro Monumentalから空港に直接向かう大通りを真っ直ぐ走ります。信号渋滞で停まるといきなりフロントガラスを拭かれます。ドライバーによるとガラス拭きを断っても勝手に拭かれるそうです。相方が聞いたところ、お駄賃は100チリペソのコインです。 |
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他にも道路の脇から色んなモノを販売していました。以前タイでこのような販売をしている人達がいて、車に轢かれる方も２〜３人はいたそうです。ドライバーに別れを告げてラ・セレナ空港に到着しました。行きでお世話になったTシャツ売場のおばさんは休みらしく、一期一会になりました。
もう１つ予備の皆既日食Tシャツが欲しいので買おうとすると、帽子を付けると20000チリペソ。クレジットカードで買いました。 |
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