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見渡す限り、小さいターミナルと道路沿いの僅かの木しか遮るものがありませんので、
空の明るさの変化が良くわかります。
ビデオカメラはAUTOモードで回しっぱなしでしたので、食分0.8くらいまでは(カメラが頭良すぎで)暗くなり度合いをうまく画面に残せてませんが、0.8を切ると暗さが到来しているのがわかります。
何度も書きますが、ここは皆既帯限界線のそば。予想では、太陽に向かって空の左側(南側)が明るく、右側(北側)が暗いと思っていました。そのとおり、影が次第に近づきます。
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第二接触 |
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少ない木々から鳥の声も聞こえ、ツーリストの歓声、そして私と通訳の声。特に私は「きた、きた、すごい、」を連発。ボキャブラリーの少なさを露呈していますが、毎回毎回そうなので、感動したときこそシンプルな言葉にしかならないのではないか、と勝手に解釈しています。
機材の調子もよく短い短い33秒間はあっという間に終わりました。ダイヤモンドリングと、その合間に見えた素晴らしいコロナと赤いプロミネンス。そして何ごともなかったかのような復光。呆然とする自分が発していたのは「また見たい」だったように思います。
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第三接触 |
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【余談 皆既日食を楽しんだ方々】
今回はC3のあと30分ほど観測して、同じ日18時55分発のにすぐにブエノスアイレスに戻るフライトでした。空港そばを選んだからこそできた芸当かも。。。その搭乗する機材(ブエノスアイレス発→サンファン着)到着したとき、機体から降りてきた方がキャプテン等と一緒に機体前で記念撮影。なんだろ?と思ったら、なんと航空会社が地元テレビ局と一緒に、スケジュールフライトを皆既日食フライトにしたようで、機内から乗客が皆既日食を楽しんだようです。皆既帯をじぐざくフライトするなんて粋です。帰路、横に座ったテレビクルーの方が必死にPC上で編集作業してましたが、私はホテルに帰ってすぐ寝てしまいましたのでそのテレビ放映を見れず。
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食分20% |