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(1) 観測場所
アンデス山脈東の都市サンファンを選んだのは、「予報雲量が少ない」「ブエノスアイレスからのフライトがあること」に尽きます。
2017年のナッシュビルも全天雲量が少ないことを選定理由にしましたが、
「SCATTERED CLOUD」に悩まされたからです。NASAのサイトでの予報雲量は20%と、高校地理にでてくるプレーリー・パンパの冬季7月の気候をそのまま数字にしている状況ですね。
後述するどのフライトをとっても片道機中2泊は避けられず、現地の移動を最小限にしたいということがありました。皆既帯の南端ですから皆既継続時間はある程度仕方ないと割り切った選択です。
サンファン市を皆既帯南端が南北二分するので、できるだけ北にいけばいいかな、とその時は思い、詳細な観望場所は現地で探索することとしました。
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サンファンの皆既帯 |
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(2) フライト
UNITED AIRLINESが今回の旅の友です。アルゼンチンの首都ブエノスアイレスへの渡航ルートは意外に多く、「アジアから北米経由」、「アジアから欧州経由(ロンドン・フランクフルト)」「東京から南アフリカ経由」「東京からニュージーランド経由」、「東京から香港・南アフリカ経由」と多彩です。
普段見慣れたメルカトル図法の地図のイメージマジックに引き寄せられるとついつい北米経由しかない!と想像してしまいますが、どのルートもさほどフライト時間は変わらないことがわかりました。どっちみち機中2泊ですから、「出発できる日」「価格」「シート」を基準に選んだのは、北米ルート。
出発地をソウルにしたのは。スケジュールの都合と価格が決めてです(詳細は別の機会に譲りますが、ソウル発券はこの数年値上がりしたとは言え、航空会社のオフィシャルサイトで購入してもいまだ日本発着よりも価格的なメリットがあります)
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南米の気候区分 |
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往路はソウル―サンフランシスコーシカゴーブエノスアイレス、帰路はブエノスアイレスーヒューストンーサンフランシスコーソウルと乗り継ぎがちょっと多い感じですが、乗り継ぎ時間は各2時間未満、最小55分でしたし、同じ航空会社で通していますから問題なしと判断しました。
(3) 通訳 |
UNITED AIRLINES |
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今回初めて現地で通訳の方を手配しました。と言っても友人の友人がアルゼンチンの方で日本語勉強中でしたので、その方に。
ブエノスアイレスはまだ英語が通じるほうでしょうが、
アンデス山脈ふもとのエリアまでいけば英語は通じないでしょうし、現地での場所探しに使うタクシー一つ取ってもスペイン語のハードルがのしかかりそうです。お守りになっていただくべくブエノスアイレスーサンファン間往復のフライト料金と日当を対価についてきていただくこととしました。
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サンファンの位置 |