青島日没金環日食・朝食編

Keietsu Sayama
(10)豪華な朝食
熟睡したせいか、翌朝5時過ぎに目覚めました。朝はトイレが近いので早速用を済ませ一旦寝床に入ります。そのまま寝られれば良かったのですが、一旦起きると眠られないタイプなので携帯の整理をしました。そのうち腹が減ってきたのですが、ここで電気をつけると隣のベッドで寝ているマサ様を起こしてしまうので一人で風呂に入ろうとしたらマサ様が起きてしまいました(^^ゞ

先に用を済ましてもらい風呂に入ります。熟睡したせいか、寝癖がひどくトサカのような頭になったのを直しました。私は剛毛でムースを付けても寝癖が直らないので、日々の朝風呂は欠かせません。

風呂から上がったら熟睡されていたので、私も仮眠を取りました。頭に手をやって髪がトサカにならないようにしたらかえって眠れなくなりました。仕方がないので、完全に起きて水で腹を満たします。

部屋の一角にあるラウンジ
部屋の一角にあるラウンジ
朝6時を過ぎたばかりですが、朝食には時間があるので携帯やビデオカメラの充電をします。ここのコンセントは万国共通式で、日本のプラグもそのまま入ります。
以前豪州で変圧器を持っていなかったので、携帯のACアダプターがボン!と破裂したことがありました。

中国の電圧は110Vなので、そのまま充電できます。寝る前に充電したビデオカメラのバッテリーが満充電されたので、予備のバッテリーを出発時間まで充電します。
バイキング方式の朝食
バイキング方式の朝食
マサ様の準備が出来てから朝食に行く予定なので、再び持ち物の整理をします。その間、TVのチャンネルを合わせていました。日本の電波で見られたチャンネルはBS1とフジテレビのみ。NHKの地上波は、音源がザーとなっていて画面しか見られないです。

日本と米国の電波はNTSCですが、中国では欧州と同様にPAL方式を採用しています。チャンネルを変えるたびにPALとかNTSCと言う文字が画面に出ていました。
選べる飲み物
選べる飲み物
朝7時に一階レストランへ。鍵が入った袋が朝食チケットとなります。レストランも学校の体育館並みに広くバイキング方式で各自好きな食材を皿に載せて食べます。

ここのところ牛乳を飲む機会がなかったので、右写真にあるような朝食を食べてからチョコシリアルも食べました
。海外へ出かけると、朝食はチョコシリアルを食べるのが定番です。それがマイブームとなって、昨年から毎朝チョコシリアルを食べるようになりました。
朝食
(11)新聞の確認
日食が見られた翌日の新聞は大変貴重です。一面に大きく日食の写真が掲載されています。書いてある文字が英語であろうと中国語であろうとロシア語であろうと、写真が掲載されていればそれでいいのです。

写真は中心線より南側の海沿いで、漁船をシルエットに撮られた金環が映っています。ロケーションの上手い選定にやられました。新聞に映っていた金環は真円ではなかったのですが、それにも勝るロケーションの素晴らしさに圧倒されました。

新聞はホテルの前にある売店で売られていますが、ホテル側と交渉すると5部ほど只で分けてもらいました。知人に送るためにもう4部ほど戴こうとしたら、受付の方がかなり驚いた様子。何とか青島早報を8部ゲットしました。ちなみに、マサ様は1部で良いとのことです。
青島早報
青島早報
青島では青島早報半島都市報と青島暁報と言う新聞を落手しました。新聞社は他にもあったかも知れませんが、巷で確認できた新聞社はこれだけです。

一昨年の巴里坤で皆既日食のことは日全食と言うことを知りましたが、金環日食は日食と言うそうです。
新聞の中面には、帯食紅日云中入海と題された記事が誇らしげに映っていました。

どの新聞社も金環になる時間帯には薄雲が掛かっていました。青島北部ではもう少し雲が多くかかっていたので、山東半島北部では厚い雲に遮られて地平線に沈む金環日食が見られなかったのかも知れません。

後で聞いた話なのですが、ここは我々が観測した青島北部より雲の影響が少なかったそうです。それでも完璧な晴天とはならず、雲間からの撮影となりました。

都市便民報と斉魯晩報は、roshimamaさんの御好意により入手したものを掲載しています。
半島都市報
半島都市報

帯食紅日云中入海
帯食紅日云中入海

半島都市報中面
半島都市報中面
青島暁報
青島暁報
都市便民報
都市便民報
都市便民報中面
都市便民報中面
斉魯晩報
斉魯晩報
斉魯晩報中面
斉魯晩報中面
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