仁宇布駅 開業 昭和39年10月5日 廃止 昭和60年9月16日 営業` 21.2km 美深−東美深−辺渓−仁宇布…(志美宇丹)…(歌登)…北見枝幸 ()内は未成線区間の主要駅名 美幸線の特徴 美幸線は国鉄赤字日本一で有名になった路線で、年によって違いはあるものの100円の収入を上げるのに3000円の経費が必要だった。それでも白糠線より廃止は遅く、終点の仁宇布駅からまっすぐ東に整地された路盤が伸びていて、約76q先の北見枝幸駅まで工事は完成し後はレールを敷くだけだった。 “日本一の赤字線に乗ろう”という逆境を逆手にとったキャッチコピーが受けたのか、観光シーズンには都会風の若者が車内で見られた。廃止後は保存状態が良く、仁宇布のホームと共に静態保存されているので、行ってみたい廃線跡の一つである。1998年7月4日から美深町有志が集まり、NPO法人トロッコ王国美深を立ち上げた。高広駐車場までの5kmがトロッコ王国の領土で、かつての路線跡をエンジン付きのトロッコで一往復できる。 |