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こんばんは 仕事帰りです。
さて、私の所属しているメーリングリストから以下の情報がありましたので転送します。
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明日の夜、冥王星による恒星食が起こります。
・5月14日 21h53m 冥王星による 2UCAC 26487635(mag14.2) の食
この予報は、4月24日に案内しておりましたが、相馬充氏(国立天文台)に
より、厳密な計算結果が発表されましたのでお知らせいたします。
氏の計算によると、予報時刻は当初予報より数分遅い、21h53m頃と発表さ
れました。現象時刻の誤差は、+/-3m です。
また、掩蔽帯は南西諸島を除くほぼ日本全域で起こる見込みとなりました。
衛星カロンによる掩蔽は起こらない見込みです。
詳しい予報は、以下の URL に掲載しております。
http://uchukan.satsumasendai.jp/asteroid/0505pluto.html
■ 中心時刻 2005.05.14 21h53m JST
恒星 :2UCAC 26487635 14.2等
赤経 17h 34m 50.3256s,赤緯 -14°59' 50.181"(J2000)
へび座55ξ星の北西 約 46'
惑星 :冥王星 14.0等 直径 1195.0km / 衛星カロン 15.9等 直径 593.0km
減光 :約 0.6等
恒星(14.2等),冥王星(mag14.0),衛星カロン(mag15.9)の合成等級 13.2等
から、冥王星(mag14.0),衛星カロン(mag15.9)の合成等級 13.8等 に減光する
継続時間は最長 122.1秒
掩蔽帯:全国
対象が微光かつ低空のため、たいへん厳しい観測が予想されます。現象時
の高度は、札幌:11°/東京:14°/福岡:8°
掩蔽が起これば合成等級の 13.2等から冥王星のみ(衛星を含む)の 13.8
等に減光します。減光が極めて浅い(約0.6等)ので、光電測光や冷却CCDで
の流し撮りでの観測が望まれます。
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また、5月22日夜、冥王星が比較的明るい恒星 2UCAC 26487293(mag10.9)の近傍
を通過します。残念ながら食を起こすには至りませんが、冥王星が恒星に
近づき、恒星と分離できなくなるほどに接近し、再び離れていく様子を観
察する絶好のチャンスです。
http://uchukan.satsumasendai.jp/asteroid/0505pluto2.html
望遠鏡以前に天気が最悪。オホーツク海高気圧の北東風の影響のため、数日間はぐずつきそうです。
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