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(7)絶景の水中を堪能
潜水艦の水中から撮った写真には、Photoshopで自動トーン補正をかけています。そうしないと、どうしても青い写真になるので。
アプラ港のサンゴ礁は、テーブルサンゴが多いですね。その周りをタイミング良く青や黄色の魚が通り過ぎると絵になる写真が撮れます。ピンクや赤い色の魚はいなかったです。
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テーブルサンゴと熱帯魚 |
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逆に黒い色の魚が非常に多く生息していました。イソギンチャクやウツボなどが潜水艦の窓から確認できなかったので、赤系統の色をした魚がいなかったかも知れません。
潜水艦はアプラ港の中央南部から、ゆっくり時間をかけてサンゴ礁伝いに移動します。艦内は冷房が効いていてヒトによっては寒く感じるほどです。私なら、ちょうど良い気温です。皆さん潜水艦の窓に釘付けになっています。環境を気にする余裕もなさそうです。
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黄色と青い魚の共演 |
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グアムで運行されている潜水艦・アトランティスV号は、1988年10月1日に最初の運航を始めました。当時の値段で400万ドルをかけて造られたのですから、膨大な費用が掛かっています。
潜水艦の乗客定員は28名で、12名以下ですと運行しないそうです。サンゴ礁のある片側しか見どころがないので、反対側の窓には誰も見ている人がいません。その代わりサンゴ礁のある窓には、人々が鈴なりになっていて満席です。
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青い魚と黒い魚 |
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潜水艦の向きが変わり、魚がいなくなった頃、潜水艦の目の前にスキューバダイビングを楽しむ方々がやってきました。スキューバダイビングをやったことがないので、潜水艦のオプショナルツアーに参加しました。我々は、普段着とサンダルで楽々海中散歩です。
スキューバダイビングは、結構高額な費用がかかる趣味です。2009年7月22日の北硫黄島沖皆既日食では、ふじ丸で同室だった方がスキューバダイビングにはまっているヒトでした。小笠原諸島の父島でも、1回潜るのに20000円近くするそうです。
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潜水艦の傍を通り過ぎるダイバー |
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体験ダイビングの費用は、10,000〜15,000円。スキューバダイビングの基本知識を教わり、浅瀬の水中で基本練習、実際に海に潜ります。潜水時間は40分程度、休憩を挟んで2本潜ります。
ライセンスを取得できるコースは、3〜4日かかります。学科講習、浅い水中での基本練習、実際に海に潜る講習の3本立て。全て修了したらライセンス申請を行い、後日ダイバーとしての認定証が手元に届きます。費用は、60,000〜85,000円ほど。
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魚達の共演 |