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(7)テルナテ島へ
まだ夜が明ける前に機内の照明が明るくなり、午前3時半過ぎに朝食が運ばれます。写真左下の肉は豚肉を焼いたもので、隣はペンネにケチャップをかけたもの。デザートはマンゴープリンが出ました。
テルナテ空港まで窓際の席でしたが、夜間で何も景色は見えず。目の前にあるフライトモニターで飛行経路をジッと眺めていました。
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機内の朝食 |
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その飛行経路はパランカラヤやバリクパパンなど皆既帯が通過する都市を横切りながらスラウェシ島のパルを目指していました。その先にテルナテ島があります。
ジャカルタ空港には沈む太陽を追いかけるようにして移動したものの、テルナテ空港には逆に昇る太陽を追いかけるように移動します。眼下に雲を見据えて天文薄明から昇りゆく太陽は実に美しかったです。
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カリマンタンを横切る飛行経路 |
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太陽の方角にひときわ明るい星があったのですが、特に瞬きが無かったので金星かも知れません。空は段々と明るさを増してきて、眼下に見える雲の様子もハッキリと分かってきました。
前日のスーツケース梱包から今までうたた寝はしたかも知れませんが、結局一睡も出来ずテルナテ空港に着陸しました。不眠で何だか身体の動きまで鈍ってくるようです。テルナテ空港があるテルナテ島の人口は10万人、島の最高峰は活火山のガマラマ山で標高は1,715mあります。
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インドネシア上空で薄明を迎える |
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テルナテ空港は規模が小さく、ジャカルタ空港を3回りも小さくしたような感じです。朝7時半に着いてからすぐ観測地の下見に行きます。
テルナテ島には大型バスも少なく、100人規模を捌けるバスの台数が足りずに他の島から大型バスを運んできたそうです。
ツアーでは4台のバスでこれから明日本番となる皆既日食観測の観測地であるサッカー場に向かいます。到着してもバスの奥にあるスーツケースからすぐには機材が出せないので観測地の下見といっても機材がないので実態を伴いません。 |
テルナテ空港
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