金環日食の擬本影

金環日食の擬本影

現地時刻2005/4/8 17:10´16"
撮影地 パナマ ペドレガル町
GPS北緯8°22´0.75" 西経82°26´0.69"
露出ビデオカメラより出力
機材SONY DCR-PC1000
レンズAF 35mm
フィルムビデオカメラの映像より出力

写真説明

こちらは、2005年4月8日に中米・パナマのPedregalで撮影した金環日食の擬本影です。

2005.4.8の金環皆既日食〔サロスbP29…51/80〕は、ニュージーランド沖の太平洋から赤道を通過、中米パナマを通過してベネズエラで日没となります。1サロス前の1987.3.29は、アフリカのガボンで3秒経過する金環皆既日食が観測されました。今回の日食は、陸地にかかる範囲で金環日食、海上では皆既日食として見られました。

今回の観測地は雲がかなり多くて、雲間からやっと太陽が顔を出していました。最大接触と同じ時間に撮影した画像ですが、薄くなった雲から太陽の光が見られます。金環でなければ太陽を見られなかったのです。本影錐としていましたが、金環日食の場合は本影から太陽の光がはみ出すので擬本影と言います。擬本影の移動の様子は、弊サイトにリンクされたビデオで御確認下さい。
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