旧東奥義塾外人教師館 東奥義塾は、明治5年に県内で最初に開校した私学校です。慶応義塾にならい実学を重視して文明開化を学ぶために外国人宣教師を招聘しました。この建物は、同校に招かれた外人宣教師の生活のため、明治34年に建てられました。 昭和45年まで、歴代の外国人教師がここに居住していました。一家で住める住宅なので、子供部屋もあります。 昭和61年春までこの高校に通学した私は英語研究部の部長をしていたので、一階の居間と食堂を弘前市内の高校が集う合同部会に利用しました。ここは普段、東奥聖社と言う聖書を研究するクラブが部活に使っていました。 昭和62年秋に東奥義塾が石川地区に移転してから翌年弘前市に寄贈され、復元工事の後にリニューアルオープンしました。平成5年には青森県重宝に指定されています。 この建造物は、レンガ積みの基礎に建っている木造二階建てです。米国のメソジスト伝道本部が設計、当時の棟梁が建設に従事しています。延べ面積280uの規模は、かなり大きめの住宅です。窓を多く設けた質実剛健で堅牢な作りとなっています。現在、一階の居間と食堂では喫茶店を営業しています。その隣にある厨房と配膳室は、喫茶店の厨房に使われています。一階の浴室と納戸の間は、当時化粧室として使われていました。 †駐車場/100台 †ライトアップ有 †入場料/無料 †見学時間/館内9:00〜18:00/撮影自由 †休館日/12月29日〜1月9日 †住所 弘前市下白銀町2-1 Tel 0172-37-5501 index旧東奥義塾外人教師館一階旧東奥義塾外人教師館二階御感想は津軽ごだく帳までお願い致します 写真・記事の無断使用禁止 |