弘前の和風建築・栄螺堂


弘前市西茂森にある禅林街の中ほどに見える栄螺堂は、天明や天保の大飢饉で餓死された方の供養塔です。
天保10年(1839)に弘前の豪商、東長町の中田嘉兵衛が建立した御堂です。八角形の内部は右回りの回廊と直進階段を併用して昇降。順路に沿って三十三観音や百観音などが配置され堂内を進むだけで巡礼が叶うような構造となっています。東北では会津若松と弘前市の2つしかなく大変貴重なものです。

※駐車場/なし      
※住所 〒036-8273   青森県弘前市西茂森2丁目
※外観撮影自由      内観撮影不可。管理者の蘭庭院住職に相談のこと

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栄螺堂説明看板
栄螺堂入口

栄螺堂裏側

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