サハラ砂漠で皆既日食

@Emirates航空にて

出発当日の午後8時に羽田空港集合。関西国際空港を経由して空路ドバイへ向かいます。UAEのドバイからリビアのトリポリ→ベンガジへと一気に移動します。機体はドバイに本社があるEmirates航空ですが、今まで乗ったどの飛行機よりも狭くて機中泊なので、殆ど眠れないままでした。

狭い機内で前のヒトが椅子を最大限倒すので、眠れないどころかストレスまで溜まりました。我慢出来なくて機内の奥に行きスチュワーデスが座る席に避難しました。やはり前が空くと足が伸ばせて気持ちいいです♪

リビア入国に時間が掛かったので、トリポリの市内観光は省略されました。トリポリ国際空港から地方空港へ移動してベンガジに向かいます。移動中の機内の窓からリビアの海岸線が見えました。地中海の青と絶妙にマッチして美しかったです。

ベンガジでは、ホテルまでパトカーが先導してくれるそうなのでバスがその後に続きました。リビアのパトカーは車上のランプが右がピンクで左が白に光っていました。飛行機の移動を重ねてやっと泊まれたベンガジ五ッ星ホテルに明日、重要人物が泊まるので明日は別のホテルになりました。リビアは元々独裁国家でアメリカと国交を回復したものの、国のトップは変わらないのでこうした決めごとも昔のままだそうです。丸二日間眠れずにシャワーも浴びていないので早速寝ましたzzz

Aキレーネ遺跡

翌朝はリビア北部海岸に近いキレーネ遺跡を観光。私個人としては体調もよろしくなかったので、休みたかったのですがツアーなのでとりあえず見に行きました。

見学の前に巨大な橋を渡ることになり、行ってみました。その巨大橋は地上までの高さが約1kmほどあって、落下するのに5秒はかかりそうなくらいです。橋の底はリビア版グランドキャニオンといった風情です。

そこから1時間程でキレーネ遺跡の一部に到着しました。遺跡は遺跡なんですが、そこの歴史が分からないので価値も分かりません。ガイドから聞いた話によると、紀元前600年頃の古代ローマの都市らしい。キレーネとは泉の精霊の名前で、都市のまわりには草も生えています。長方形の大型劇場もあり遺跡の北側には地中海が見えました。その後、昼食をとりに洞窟型のレストランに行ったのですが、体調が思わしくなくて食べられなくなりました。バスの一番後ろに長い椅子があったので横になったら4時間も寝てしまい、その後の遺跡は見られずじまい。やっと目を覚ました頃は、バスの車窓に地中海が見えていました。
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