サハラ砂漠で皆既日食
B白亜の城
昨日泊まったホテルに泊まれないのでツアー社員や添乗員の尽力により、ベンガジの南部にあるアジダビアで開業したばかりのホテルに泊まることが決まりました。本来は5月1日に開業するはずなのですが、急遽ヒトを集めて我々のために仮openしたようです。
そのホテルはまさに出来たてで、大理石も白く壁や絨毯が汚されていなくてまさに"白亜の城"と呼ぶにふさわしいホテルでした。食事もベンガジ御立派ホテルより旨く、個人的には六ッ星を差し上げたいくらいです。ベンガジよりもEclipse City Jalu South(観測地)に近いので他のツアーより余裕を持って行動が出来ました。
翌朝アジダビアで、昼食用のパンを購入するそうです。その間、我々はバスから離れない範囲でちょっとしたアジダビア市街観光です。ここはアジダビア州の州都で、ベンガジもアジダビア州に含まれています。リビア北部の海岸地帯は地中海性気候で雲が多かったのですが、アジダビア以南から晴れ間が多くなってきました。バスはこれから南部の砂漠地帯を通過します。
C砂漠都市に向かう
アジダビアから観測地まで約300kmを走行。道中はかなり長く、単調で平坦な道の連続で飽きてしまいました。
下の写真は砂漠で飼われているラクダです。飼われているだけあって、人間を警戒します。写真を撮る前はラクダとの距離がもっと近かったのですが、人間の群集心理と言うヤツでラクダを撮りたいがために多数押し寄せたので、ラクダが逃げてしまいました
たまにラクダの子供がピョンピョン跳ねている姿を見かけますが、カメラを構える間もなくやり過ごしてしまいます。
午後3時前にやっと"Eclipse city Jalu South"に到着!
早速荷物をテントに入れてEclipse cityに居る人なら誰でも食べられると言う食堂へ…既に食堂が閉まる直前で、客の残り物を見ているしかありませんでした。食堂の近くにインターネットができるテントがあるそうです。
喜び勇んでテントに向かいました。各地の気象衛星雲画像と自分のサイトを確認したかったのです。赤外線で見た画像には若干薄雲か水蒸気による絹雲があるものの、トルコ・エジプト・リビアでは明日晴れて皆既日食が見られそう。ここのキーボードはアラビア文字専用で、英語が使える程度です。HPの日本語表示もできなかったので、英文交じりのメッセージを書きました。
サハラ砂漠のラクダ
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