ブルガリア日食紀行

@ヨォロッパ初上陸

皆既日食を追いかけ続ける私にとって、ヨーロッパは初めて足を踏み入れる所。当地では1961.2.15以来と言う事で、約38年振りの皆既日食が見られました。成田空港を昼頃にアエロフロートで離陸しモスクワへ行き2泊。2年ぶりのロシアですが、前回は極寒のシベリア平原だったので、大都市に感激。トロリーバスなど日本ではあまり見かけない物もあります。

翌日はバスで市内観光。有名な赤の広場では帽子にバッジを付けた売り子がやってきて、いろんな物を売りつけてきました。更に驚いた事は、赤の広場に通ずる地下道の入口でホームレスの母娘がルーブルを皆にねだってきました!同情するなら金をくれと言う事か。

Aミール管制塔を見学

午後からはスペースコントロールセンターに行きました。所長さんから「これから宇宙ステーションミールの管制室へ行きます」と聞き、付いて行くと驚きました。 二階建ての吹き抜けで一階が管制塔です。前方の世界地図はロシア領を大きく囲むように線が引かれています。線の内側でミールからの電波を受け取るようです。ツアー客のシャッター音が静まると、管制塔は緊張感に包まれました。交信が始まったらしい。館長から別の広間に案内されます。そこはミールの映像が見られて、元TBS秋山さんの姿もありました。天文ファンにはたまらないツアーです。

マトリョーシカ型のキオスク
マトリョーシカ型のキオスク

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