メキシコ特攻隊ツアー
B見本市

前回の小笠原沖皆既日食ではバカチョンカメラしか持たなかったので、今回から500mmF8反射望遠レンズに、2倍のテレコンバーターを取り付けて皆既専用とします。部分日食は300mmF5.6に2倍のテレコンを付け、D4(ND10000)フィルターを使いました。 …今回の皆既日食を逃すと、6分以上も見られる皆既日食は20世紀中に見られないので、かなりの人数が小学校の校庭に集まりました。約300人も同じ場所で観測します。気合いの入っている方が多く、まるで機材と人々の見本市です。学校の校門には皆既日食をあしらったTシャツまで売られていました。

C真上で見られる日食

AM10:30太陽が上部から欠け始めました.フィルターを通して見える太陽は、黄色くなって欠けて見えます。成田空港でツアー会社からプレゼントされた日食グラスで太陽を見ても、同じ様子でした。テレコンを付けた600mmF11(合成)で見た太陽黒点は、太陽活動極大期らしく5カ所も現れていました。

時間が経つにつれて太陽は深く欠けていきます。つい一時間前まではあんなに暑かったのに、半分以上太陽が欠けると涼しくなってきました。太陽が天頂に近づいてきました。こんなに真上で見られる日食は滅多にありません。事前に持ってきたアングルファインダーを取り付けていたので、楽な姿勢で観測ができます。AM11:50糸のように細くなった太陽を見ながら、500mmF8反射望遠レンズに付け替えました。

皆既日食観測村
皆既日食観測村

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