日食現象について注意すること

肉眼観測に注意皆既日食は普段と違う太陽を見ることになりますが、ダイヤモンドリングまでは直接太陽の光を見ることになります。肉眼で直に太陽を見るのは非常に危険です。1987年9月23日に見られた沖縄金環日食では、太陽を見続けた子供が失明するという事故がありました。

部分日食の観測は、日食グラスや減光フィルターを使えば紫外線を通さないので安全です。それは大都市の天文ショップに行かないと買えないので、身近な昔ながらのろうそくのススであぶったガラスを使えば欠けた太陽の様子が観測できます。しかし長時間見続けると肉眼に紫外線を通してしまうので、日食グラスは用意した方が良いでしょう。

右上写真のようなサングラスで太陽を見る行為は、網膜を焦がして失明する危険があります。サングラスではなく、必ず減光フィルターを使って観測するようにしてください。

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