月曜ミステリー劇場 3周年記念スペシャル
 西村京太郎サスペンス 探偵左文字進(9)

<みどころ>
 私の写真が2004年5月10日 TBS系列で探偵 左文字進Hの劇中に出ました。
花嫁の前になくなった男が託した「マリア」というメッセージは?左文字が親友・矢部警部のために調べ上げた事件は意外な展開を! ついに訪れた左文字の親友・矢部警部の晴れの結婚式!しかし、そこで、事件が起こる。新婦の目の前で、男が息絶えたのだ。だが、管轄の違いから矢部自らが事件に関わることは出来ず、調査を左文字に依頼する。 倒れた男が握りしめていたチラシから、写真家・有森景子(村上里佳子)に行き着く。しかし、景子を調べても、証拠といえるものは出てこない。そんな折、彼女の弟子のカメラマンが溺死体となって発見された。

探偵 左文字進H <あらすじ> 
人気のない公園。ベンチに座って写真展のチラシを見つめる男が一人いる。そこへ近づく人影。手袋をして、大きな石を持っている。その石で男の頭を強打する。男は倒れ込むが、その意識はかろうじて残っているようだ…。
 同じ頃、左文字進(水谷豊)の友人で警視庁警部の矢部(布施博)は幸せに満ちあふれた顔で教会にいた。お見合い17回の末、念願叶いやっと結婚にこぎつけ、今まさに挙式の真っ最中だった。左文字と共に田沼一課長(西田健)や吉田刑事(伊東貴明)らも出席し祝福している。
 ところが、その目の前で事件が起きた。新婦・香織(藤田佳子)の前に、場違いな風体の男が近づき、手を伸ばす。咄嗟に彼女をかばおうと、前に立った左文字に託すように男は手に握りしめた紙を渡す。そして、かすかな声で「僕のマリア…」と呟いて倒れ息絶える。華やかな席を台無しにしたその男は、神奈川県警の調べにより、飯田尚(板倉臣郎)という名前であることがわかる。
 あれほど嬉しがっていた新郎・矢部警部が暗い表情で、左文字を訪れた。結婚式の最中に事件が起こったことで不安を感じた、新婦・香織の両親が、まだ籍も入れていないので、結婚を取りやめようと言ってきたのだ。危ない目に遭う刑事の元へ、大事な娘を嫁にはやれないというのだ。しかし、矢部も香織も、結婚はこのまま進めたい、という。そこで二人は、左文字に今回の事件の調査を依頼に来たのだった。
 本来なら、警部である矢部が自ら調べればよいのだが、事件が起こった場所は神奈川県警の管轄で、警視庁も直接には関与できないのだ。 結局その調査を引き受けることになった左文字は、亡くなった飯田が倒れる前に左文字に託した、写真展のチラシの開催される会場に向かい、そこで有森景子(村上里佳子)という写真家に会う…

<出演者>
水谷豊、村上里佳子、戸田恵子、津川雅彦、山村紅葉、藤森夕子、藤田佳子、鈴木正幸、西田健、伊東貴明、春田純一、板倉臣郎、布施博

<スタッフ>
製作:テレパック、TBS
原作:西村京太郎
脚本:上岡一美
プロデューサー:森下和清、沼田通嗣
監督:杉村六郎


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