メキシコ特攻隊ツアー(観光編)

今日はL.A郊外のパロマ天文台を見学します。天文台の前にギフトショップがあり、先に三裂星雲や惑星のポスターを買いました。その後天文台に向かいましたが、空の青さと丸みを帯びた天文台の白壁が美しかったので、PLフィルターを使い写真を撮ります。中に入ると古ぽけた望遠鏡があり、機械類は堅牢なつくりです。バスの出発時間が近いので早めに戻ります。既に寄ったショップでは長蛇の列が並んでました。それから20分以上経ち、最後の人が乗車してバスは出発しました。
パロマ天文台
これから夜空を観測するため、郊外の大きな敷地に向かいます。夕食はそこでバーベキューディナーです。大盛にされた野菜類が並び、銀色の丸い容器が奥に並んでいます。冷凍ハンバーガーをシェフが焼きはじめました。人が多いから食材も大変な量です。時間をかけて食べた後、陽が沈みはじめました。光害のない空は青く澄みわたり、華麗な色の星々が見えてきました。空が薄紫色から黒くなった頓には、銀河の傾きまで見られます。深夜ホテルに戻り就寝zzz 翌朝はOPツアーでグランドキャニオンを観光します。
冷凍ハンバーガーを焼くシェフ
アリゾナ州のグランドキャニオンにはプロペラ機で空路2時間かかります。パックマンのような畑が見えてきましたが、耕地の中央からスプリンクラーで地下水を同心円状に撒くので、丸い畑になるそうです。やがて飛行機は空港に到着。バスでポイントまで移動します.崖の上にポイントがあり、そこから見た風景は高い空と深い谷に覆われていました。一生に一度は見たかったこの雄大な風景。本当に来て良かったです。
パックマンのような畑を空撮
谷底をコロラド川が流れています。そこを500mmF8反射望遠レンズで拡大すると、ホパークラフトみたいな船で川下りしている人が見えました。谷底からはどんな風景が見えるのでしょう!?
コロラド川・下流(画面をクリックすると谷底が出ます)
昔ここは海底でしたが、ロッキー山脈造山運動のため陸になったそうです。造山運動の前は先カンブリア紀の陸地が広がっていたようで、崖から見える地層は全て先カンブリア紀の物です。普通の崖は底に谷が見えるだけですが、ここは崖が崩落してより雄大な風景にさせています。隣の土産物屋に入るとハガキや写真が置いてあり、ここも雪に覆われる事を知りました。再びL.Aに戻りホテルヘ向かいます。夕暮れの繁華街の中、ふと空を見上げると月齢2の細い月が見えていました。明日は空路サンフランシスコに移動します。
グランドキャニオン(画面をクリックすると谷底が出ます)
4日間滞在したL.Aを離れ1時間程でサンフランシスコに到着。バスで市内観光後、丘に登り市街を見下ろす予定でしたが、霧に覆われて無理でした。バスで街へ下ると至る所に虹色の旗が掲げられています。ゲイを象徴する旗らしい。翌日ゴールデン・ゲートブリッジに移動しました。ここは1984年7〜8月の三週間、高校のホームステイで最終日に寄った場所です。その時は歩いて橋を渡り対岸まで行きました。7年ぶりの帰還です。今回は橋が見える土産物売場の近くで散策しました。
ゴールデンゲートブリッジに帰還
7月15日の午後2:00にサンフランシスコを出発した飛行機は、日付変更線を越えて翌日の午後4:30成田空港に到着。

撮影済のFILMを現像したら、ダイヤモンドリングがプレて愕然としました。この失敗が元で、私の皆既日食を追いかける旅は一生のイベントになりました。

ディナーの様子
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