青島日没金環日食・工場編
(18)青島ビール工場を見学1
1903年創業の青島ビール工場は、創業100周年を超えた中国で最も古いビール工場です。青島市郊外のウ山から湧き出す名水と浙江省寧波産の大麦を使ってビールが精製されます。アルコール度数は、3.5度あります。
ビールの石像が並ぶ横に、最初の見学ルートがあります。そこから中へ入ると、ビール工場の歴史を垣間見ることが出来ます。最初はドイツ人が経営していたのですが、戦時中は日本が経営権を握っていました。
青島ビール工場モニュメント
戦後は国民党によって支配されましたが、台湾へ政治の拠点を移したので経営権は中国に戻りました。今は全てが機械化されていますが、昔は写真のような製造工程だったそうです。手作業で職人のカンが味の決め手を左右する時代でした。
次の棟は最新型の設備が見られるのですが、土曜日は休みなので工場を素通りしました。上の階に上がると、精製されたばかりのビールとつまみが食べられるそうです。もちろんつまみ目的で行きました。
ビール酵母室
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