青島日没金環日食・道路編

(6)何があっても笑顔

バスは早々に17:30頃、観測場所となったホテルを後にします。半ば諦めかけていたので、高速道路で車が渋滞しようが何が起ころうが皆さん笑顔でした。すると、高速道路の料金所で我々に微笑みかける看板が見えました。まるで金環日食の観測成功を祝っているようです。

山東省は人口が一億人で、青島市は人口が800万人います。青島市の地下鉄は昨年工事に入ったばかりで、5年後をメドに開通するそうです。

看板
金環観測の成功を祝っているような看板


青島の歴史ですが、ここはかつて漁村でした。欧米からの侵略者が場所の良いところを探した結果、青島に落ち着いたそうです。侵略者が漁民に「ここは何と言う地名なのか?」と聞いたところ、漁民はあの湾に浮かぶ離れ小島のことを言っているんだな?と思い「チンタオ」と言ったのが地名の始まりだそうです。その離れ小島は、現在"小青島"と呼ばれています。

ちなみに、青島のナンバープレートは魯です。これは、魯の国に住んでいた孔子を尊敬する市民が決めました。

魯が車のナンバープレート
魯が車のナンバープレート

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