炎天下の皆既日食・市場編
(22)烏魯木斉へ
吐魯番から烏魯木斉まで移動します。明日の出発が込むので、今のうちに移動します。烏魯木斉に向かう途中、天山山脈を越えなければならないので山肌に迫る崖を堪能出来ました。中国では右側通行なので、右側に座っていたマサ様にビデオカメラを渡して映像を撮ってもらいます。
3時間近く走行して烏魯木斉市街に到着。烏魯木斉のバザールにも寄ります。客が来るまで冷房と照明は点けていなかったようで、我々が入店すると急に照明が点いて冷房が効きはじめました。店員の動きもまるでネジを巻いたようにキビキビしていました。
車窓から景色を撮る
ここは高速道路の路肩にあるような不潔なトイレはなく、水洗で綺麗なトイレでした。5階まであがって街の風景を眺望します。3階には鹿の剥製が飾られていました。その脇には様々なものが焼酎に浸けられています。鹿の角もあるし、高麗人参もありました。
2階は更に込み合っています。そこの一番奥でなにやら聞き覚えのある曲が…行ってみると、ちょうどカシュガル民謡らしき曲をラワブで弾き終わった後でした。なぜか日本語が非常に堪能な漢民族の店員がいて、各種弦楽器を弾いていました。手のひらサイズに納まるような弦楽器もありましたが、結局何も買わずに出てきました。
烏魯木斉の市場にあった鹿
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