炎天下の皆既日食・哈密編
(16)哈密郵便局と哈密王墓
哈密王墓へ行く前に哈密で一番大きな郵便局に寄ります。これもツアー企画の際、事前に出しておいた要望です。ここでは郵便局が郵政となっていました。日食関連の記念切手が売られていると思ったら、特にそのようなものは売っていないとのこと。
哈密郵便局外観
北京オリンピックの関連グッズなら売っていました。デザインは北朝鮮政府が好んで使うような感じだったので、買わずにパスしました。やがて全員がバスに乗り、哈密王墓へ向かいます。
哈密郵便局内観
哈密王墓は一人あたり20元です。56人全員が入るので、団体割引が効いたのでしょうか? 「哈密王墓」は「回王墓」とも呼ばれ、敷地の中には歴代ウイグル族の王と一族の石棺が納められた廟があります。またエイティガール寺院と呼ばれるモスクがあり、礼拝室の中には赤い柱がずらっと並んで立っていました。
哈密王陵
館内は撮影禁止ですが、まるで西遊記に出てくる建物のようでした。玄関に書かれていた文字はアラビア文字です。これもアラビア半島から遠い地方にあるので、全て模写で書かれたそうです。何だか模写と言うより、絵のように感じました。モスクの中は結構涼しかったので、ヒトがいなくなるまで結構粘っていました。直射日光がきつくて乾燥しているので、水で足を冷やしました。
哈密王墓入場料
水で足を冷やしたらW氏に「そんなことをすると来年、日食が見られなくなるよ。」と言われました。来年のツアーは御一緒する予定なので「来年一緒のツアーじゃないですか?」と言いました。しかし、来年は違うツアーになってしまったのです。後述するとコロナは見られましたが…
哈密王墓
エイティガール寺院と呼ばれるモスク
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