炎天下の皆既日食・出発編
(3)いよいよ出発
7月5日に旅行説明会を行い、こちらからは過去に見られた皆既日食や極細金環日食(パナマ)の映像をお見せしました。意外と初心者の方が多く、映像を見るだけの簡単な説明だったのでウケました。私はツアー担当者の中村さんや石井馨氏の説明の方が内容が濃くて好きでした。その後、嵐のような日々が過ぎて、あっと言う間にツアー初日を迎えました。ザンビアでお世話になった明星大学の高橋教授や日食情報センター関係者など、錚々たるメンバーが成田空港に集まっていました。
(4)慌しい乗り継ぎ
成田空港が14:55発,北京が17:30着。北京から20:00発,烏魯木斎に24:05着のハードスケジュールでした。北京からの乗り継ぎ時間が少なく、乗り換えなのに全て手荷物はX線検査されました。またスーツケースの荷物を減らさなければ料金が取られる危険性があるので、荷物の少ない方に三脚などを臨時に入れていただいて急場をしのぎました。
出国時22.2kg、北京で計量したら20.5kgでした。端数は切り下げなのか、超過料金は取られなかったです。ちなみにスーツケースなどはケースの重さも含めてエコノミークラスが20kg、ビジネスクラスが30kgと決められ、それを超すと1kg辺り4000円の超過料金を取られるそうです。観測のために使う折りたたみイスとか必要なモノまで置いてきました。
日付を超えた深夜0時過ぎにやっと烏魯木斉到着。深夜まで待機していた現地ガイドの胡さんが我々をバスまで案内します。日本人の感覚だとどうしてもコーさんとなりますが、本人は自己紹介の時に胡錦濤のコと言っていました。日本語が自在に話せるので、非常に頭がいい印象があります。
中国国際航空の機体
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