パナマ裸眼金環日食
Bパナマ運河
今日は二つの大洋を結ぶ架け橋である、パナマ運河を観光します。例によって荷物検査に1時間費やされた後、2時間弱のフライトでパナマシティへ。パナマに着くと蒸し暑い気候が待っていました。たまらず貸切バスのクーラーを自分の方に向け、昼食に行きます。パナマ初の食事は4$足らずの粗末なものでした。やたら水分が要るのでGatoradeを購入します。昼食後、パナマシティを通過して内陸のmiraflores閘門へ向かいます。
この閘門はパナマ運河の中で最も内陸部に位置しているので、結構高台にありました。バスから降車後、階段を50段以上昇ってやっと入場口に辿り着きました。
パナマ運河全体を通過する平均時間は6〜8時間だそうで、一つの閘門を通過するのに一時間以上かかるようです。パナマ運河地帯はガツン湖が標高26mあるので、それに合わせて運河の水路も水かさが増減します。
ちなみにタンカー一隻辺りの利用料金は一千万円。南米最南端のホーン岬経由だと一億円近く費用がかかるので、それに比べれば遥かにお得だと言えますね。
下の写真を御覧下さい。閘門は二つの水路に分けられて、あらかじめ行き先の方向に水かさが合っています。手前が太平洋側に抜ける水路で奥が大西洋側に抜ける水路です。太平洋側には水位の高いガツン湖から水位が低い方向へ進むので、閘門の水かさを少なくしてあります。
逆に大西洋側では、閘門の水かさを増やさないとガツン湖の水位まで近づけません。タンカーを浮かすくらい水位を調節するので、約2億klの水がmiraflores閘門で利用されてます。
miraflores閘門
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