ザンビア皆既日食

Dザンビアの元気な子供たち

翌朝早くも別れがやってきました。女性全員とお金持ちの男性はビクトリアの滝を見る ため、バスで十時間かけて移動します。残った我々7人は色気のない殿方ばかり。華のあるバスを見送り、殿方達も空港行きのバスに乗り込む。ルサカ発の飛行機は夕方なので、途中ザンビア初代大統領の官邸に行きます。官邸と言っても日本のような立派な建物ではなく、一軒の民家でした。官邸の近くには子供達がたくさんいました。

殿方の一人がビデオカメラで彼らを映すと段々集まってきます。ファインダーを子供達に向けるとビデオカメラに一点集中して色んなポーズを取ります。子供達が元気なのは国が発展する良い証拠です。ところがツアー客の一人がペンをあげようとしたら、子供達の取り合いになりました。この凄まじいエネルギーを何かに使えないものか…彼らには順番と言う概念が無いようです。混乱と騒動の中バスは空港へ向かって走り始めました。

E遅れた帰国便

ザンビアのルサカから南アフリカのヨハネスブルクで一泊した後、ヨハネスブルク→香港行きの便が離陸しました!3時間のフライト後機体は急に高度を下げインド洋のモーリシャスという島に着陸!?飛行機の燃料が残り僅からしく、ここで1時間給油するとの事。我々は外にも出られず観光の島で缶詰になりました。やっと離陸し香港へ。機内で配られている新聞にも日食記事があったので羽野亜紀に似たスチュワーデスに全紙持ってきて貰いました。中国語で日食は日全食と言うんですね。

結局飛行機は一時間の遅れを取り戻せず、乗り継ぎ便も出発してしまい次の便まで、6時間も待たされました。航空会社が非を認めてお詫びに昼食を御馳走してくれるとの事。長い移動の後喫茶店のような店に着きました。バイキング方式で、好きな物を取って食べてもいいらしいのです。6時間遅れの便で成田へ帰国した時は午後8時半を過ぎていました。空港の中はアフリカのカラッとした空が嘘のような湿気です。6月21日に皆既日食を見終わったら時間の経つのがとても早く感じました

ザンビアの元気な子供たち
ザンビアの元気な子供たち

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