LA日没金環日食・工場編

(2)Meade社を見学
離陸した飛行機は、日付変更線を越えて3日の朝L.Aに到着。約10時間のフライトです。到着後レストランで昼食を取り、早速バスでMeade社の工場へ。青いシャツを着た社長が我々を迎えてくれました。

最初は吹き抜けのある広い土間に置かれた屈折式望遠鏡と反射式望遠鏡の商品説明から始まります。その場で実際に望遠鏡を動かしてくれました。手元のパネルを動かして 操作します。

Meade社工場棟
Meade社工場棟


それから別棟に移り、最も見たかったレンズの研磨工程を紹介されました。まず厚いガラスをレンズに削る工程、やがて機械油の匂いが充満してきます。機械の内部を覗くと、レンズが水と研磨剤を一緒にかけられながら小気味良く高速回転していました。

片面ずつ研磨するそうです。多分主鏡の研磨工程だと思います。隣の部屋には研磨されたレンズが数多く並べられていました。

レンズ研磨工程
レンズ研磨工程


更に別棟に行くと、ほぼ完成された機材を覗き込む従業員がいます。レンズの検査工程です。機材がフロア一杯に台の上に並べられ検査する方は大変です。再び別棟に移り、出荷・梱包作業と望遠鏡の筒を置いてある現場を紹介。Meade社の構内は広く、いくつも別棟があるのが印象的でした。

極軸検査工程
極軸検査工程

次へ